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服部磨早人の温故知新的ライフスタイル
言葉の力

言葉は魔法の杖です。言葉をうまく使えば自分自身がハッピーになれるし、人を幸せに出来ると思うのですが、使え方を間違えたらとてつもない凶器にもなるのです。


言葉という魔法の杖はみなさんは意識されていますか?


ルパン3世〜カリオストロの城〜から大好きな(コナンの時はそれほどでもなかったのですが。)


宮崎駿先生(黒ひょう)がある『千と千尋の神隠し』のパンフレットでこのように書かれていましたのでご紹介します。


 言葉は力である。千尋の迷い込んだ世界では、言葉を発することは取り返しのつかない重さを持っている。湯婆婆が支配する湯屋では、「いやだ」「帰りたい」と一言でも口にしたら、魔女はたちまち千尋を放り出し、彼女は何処にも行くあてのないままさまよい消滅するか、ニワトリにされて食われるまで玉子を産みつづけるかの道しかなくなる。


逆に、「ここで働く」と千尋が言葉を発すれば、魔女といえども無視することができない。

今日、言葉はかぎりなく軽く、どうとでも言えるアブクのようなものと受けとられているが、それは現実がうつろになっている反映にすぎない。言葉は力であることは、今でも真実である。力のない空虚な言葉が、無意味にあふれているだけなのだ。
宮崎駿「不思議の町の千尋」
(『千と千尋』パンフレット)


言葉に言い間違えたということはありえません。
思っていることしか言葉にならないものです。
それなら日本にはいい言葉がたくさんあります。
『ありがとう』『もったいない』『感謝』
『お蔭様で』(ジョンレノンが好きな日本語だったそうです。)『遠慮』等など


いい言葉で明るい言葉を一杯使いましょう。
心が喜びますよ。

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